祇王寺(ぎおうじ)は、京都市右京区にある真言宗大覚寺派の尼寺です。平安時代末期に平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王でしたが、突然に現れた仏御前に清盛が心変わりをしたことで、京を追われる身となりました。後に祇王は尼僧となり母と妹と共に出家・入寺した寺がこの祇王寺です。祇王寺は「平家物語」にも登場する悲恋の寺として語り継がれています。祇王寺の境内はひっそりと静まり返っており都会の喧騒を忘れさせてくれる穴場スポットです。紅葉の時期も大変素晴らしく、まさに日本の美を感じることができる寺です。尚、祇王寺には駐車場がありません。車でお越しの際は、少し離れていますが、大覚寺や嵐山周辺の駐車場を利用し徒歩での拝観がお勧めです。
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【所在地】〒616-8435
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 -
【正式名称】高松山往生院・祇王寺
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【宗派】真言宗大覚寺派
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【拝観時間】9:00~16:30(受付終了)
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【拝観料】大人300円
小人(小中高)100円
大覚寺・祇王寺(2カ寺)共通拝観券:600円 -
【アクセス】京福電鉄 「嵐山駅」(徒歩20分)
JR山陰本線 「嵯峨嵐山駅」(徒歩20分)
※祇王寺~大覚寺までの所要時間は徒歩約25分です。 -
【HP】